フラジャイル【第81話】最新話ネタバレと考察・感想!岸の発見は医療の未来の光

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月刊アフタヌーン2021年4月号(2月25日発売)の『フラジャイル』第81話!

この記事では最新話のネタバレと考察・感想を紹介しています。

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フラジャイル【第81話】のあらすじ・ネタバレ

若乱会の症例検討会

国立臨床センターにて、若乱会主催の症例検討会が開かれる。

会議室いっぱいに病理医が溢れている。

若い人や、他科の医師もいるが圧倒的に多いのが病理医だ。

この日は、宮崎に次いで岸も来たが、岸は挨拶もせずに乱暴に荷物を置き席についた。

強制参加ではない症例検討会に自ら来たにも関わらず不機嫌な様子に、他の医師たちは困惑する。

宮崎は必死に岸のフォローをする。

岸は考え事をしている時には無愛想な態度をとるのだ。

不機嫌ではないことを周りが理解した時、岸は突然自分にも症例を出す枠をくれと言う。

小田川は勿論OKした。

最初の症例は食思不振をきっかけに来院、検査でうっ血性心不全の疑いがかかり入院したが翌日に

変し死亡した患者についてだ。

若乱会の症例検討会はクイズ形式で行われる。

実際に見た症例について意見を出し合う。

剖検した病理医の持ち込む症例のため、全ての明快な正解がある。

これは、人の死を次の治療に生かすための訓練なのだ。

回答を優先されされるのは若い医師たち。

しかし、若い医師たちの質問を見ていられないのか、岸が自らの見解を語り始めた。

根拠に基づく見解に、反論を持つ者などいない。

岸はそのまま上手く話をまとめてしまった。

するとこの症例を持ち込んだ医師がブチキレた。

若い医師の意見を聞くこともなく5分以内に終わってしまったのだ。

岸が来たらいつもこうだと、ベテラン医師たちは慣れた様子だ。

こうして進んだ症例検討会のラスト、岸がもらった枠で話し始める。

世紀の大発見

岸が話し始めたのはMSIハイに起因する癌の腫瘍細胞に生じる形質的特徴を発見した可能性について。

MSIハイはあらゆる癌の発生リスクを高め子孫に遺伝するリンチ症候群の特徴だ。

もし、顕微鏡での診断が可能になれば確定診断を早めることが出来る。

それだけでなく、仕組みの解明、薬開発の糸口になりうるのだ。

この場の全員が世紀の大発見に驚いている。

とはいえまだ岸も確信を持っていないため、今この場を借り、多くの標本を集めていることを伝えた。

全国を回ったのもこのためである。

症例検討会の後、岸は小田川から臨床に口を出さず机の上だけを見ている凡百な病理医とは違うか

慶楼に戻れと言われる。

仲間がいないから敵が増えていく、と言われる岸だが、岸の願いは何も出来ずに死ぬ人を減らしたいことだけであった。

天羽の治療方針と倫理委員会

朝加と治療について話す天羽は、朝加を信じ新しい治療法を頑張ろうとしている。

出来る限りのことするつもりの朝加と天羽は名前で呼び合う中になった。

倫理委員会が始まる。

今回は一般代表として三雲がいる。

荷が重い三雲だが、隣の席の人から普通の人の感覚で良いと言われる。

治療のリスクについて、患者や家族の視点から考えるのだ。

天羽の癌の治療法はまだ確立されておらず、基本的には抗癌剤が使われる。

しかし天羽に抗癌剤は効かなかった。

このままでは命は短い。

そこで朝加は同種造血細胞移植、HSCTを提案したのだ。

岸は他に生存期間を伸ばす治療があるのに、天羽は治療を理解してHSCTを希望したのかと聞く。

朝加は専攻医の自分は信用できないか、と前置きした上で天羽が希望しているのだと答えた。

担当医抜きでの話し合いが行われる。

三雲はこの移植の危険度について質問する。

岸は、成功すれば5年生存率は5割、失敗すれば1割だと答える。

天羽のドナーとなる弟との白血球の型は完全一致しているため、成功の可能性が高い。

しかし合併症が起きれば1年以内に2割が死亡するというリスクもあるのだ。

まだ16歳と若い天羽に沢山のリスクが付きまとうことは非常に不憫だと三雲は思った。

他の医師はだからこそ、生きるために挑戦すべきだと言う。

更に医師は岸が朝加に悪い印象を持っているため公平な判断が出来ないと言った。

反論する岸は、朝加の治療方針に反対しているわけではなく、稲垣と協力させて欲しいのだと言った。

緩和ケアの早期介入は患者にとって損のないこと。

それが良いと三雲も同意した。

そして稲垣が加わる。

朝加の指示に従うという約束で加わった稲垣だったが、早速朝加と天羽が連絡先を交換するのを見て渋い顔をせざるを得なかった。

フラジャイル【第81話】の考察・感想

リンチ症候群であった作山の話がここで繋がってきました。

作山の話の際、岸は細胞が気になり標本を確認しており、顕微鏡を通してMSIハイの可能性を見つけています。

あの時は普通そうにしていたのに、心の中ではずっと考え続け、1人で行動に移してきたのです。

誰もその事に気づいていないのか不思議ですし、同時に岸がどれ程1人でいるかもよく分かりました。

世紀の発見をしかけている岸は、中熊に続き小田川にも慶楼に戻らないのかと聞かれます。

戻るとも戻らないとも言わない岸には、何か考えがあることは間違いありません。

岸には壮望会にこだわる理由があるのかもしれません。

まとめ

以上、『フラジャイル』第81話のネタバレと考察・感想をお届けしました。

次回の『フラジャイル』第82話は、月刊アフタヌーン2021年5月号(3月25日発売)にて掲載予定です。

次回のネタバレ・感想の記事もお楽しみに!